2025.11.19

Windowsのネットワークアクセス遅延を解決

弁護士 西村 幸三

マイクロソフトの2025年11月の月例セキュリティパッチ KB5068861 をWindows Updateでインストールした途端、様々な動作不具合が生じているというニュースがあちこちで流れている。

 

私のオフィスにおいても、同じPCが8台あるのに、そのうち2台だけが、エクスプローラーの表示、特にネットワークアクセスが異常に遅くなる、という症状が発生した。

 

遅くなったPCに見舞われたスタッフからは、「そろそろ遅くなったのでPCを買い換えるべきだと思います」という意見が上がってきた。

 

しかしまだ3年になるかならないかのPCである。

 

入替となると、TCOがバカにならない(このオフィスでWindowsとアプリの設定をするシステム・インテグレーターは私である)。

 

まず私としては、「いつもありがちな、Windows Updateの不具合か、Windowsの仕様変更じゃないの?」と、疑ってかかった。

 

ということで、ネット情報を調べたところ、今回のKB5068861パッチをあてた後にネットワークアクセスが異常に遅くなった、といううったえがあふれかえっていた。

 

どうやら、今回のKB5068861パッチをあてると、エクスプローラーのネットワークアクセスにおいて検索インデックスの動作がおかしくなるPCがランダムに発生するということであった。

 

なるほど。

 

どうやったら解決できるだろう。(実はあっさり解決したので後述する)

 

まず、ふと、Windowsの高速化設定がいろんなサイトで紹介されていることを思い出したので、いろいろネットサーフィンをしてみた。

すると、

ほか、いろんなサイトで高速化設定として紹介されているWindowsレジストリの修正で、以下のものがあった。

————————————

(1)
『HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags\AllFolders\Shell』を開く

(2)
レジストリエディター右側で右クリックして『文字列値』を選択

(3)
『FolderType』と名前を付けて、『FolderType』をダブルクリックして、値のデータに『NotSpecified』と入力して『OK』を押す。
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ちなみにレジストリエディターを開く方法は、お馴染みで、

(1)
ショートカットキーを使用: 「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して「OK」。
(2)
スタートメニューから: スタートボタンを押し、「すべてのアプリ」を選択し、「Windowsツール」からレジストリエディターを見つけて開きます。
(3)
検索機能を使用: タスクバーの虫眼鏡アイコンを選択し、検索窓に「レジストリ」と入力して、検索結果からレジストリエディターを開きます

である。

 

ちなみに、レジストリ操作は、変な間違った操作をするとPCの挙動がおかしくなるとしてバックアップを取らないとやってはいけない、そもそも上級者以外はやってはいけないとされているので、私も推奨はしないし、自己責任でやってください、というのが公式見解である。

 

でも、エクスプローラーの表示が遅すぎてPCが使い物にならないよりはましであるから、私は自己責任でやってみた。

 

試しに、エクスプローラーが激遅になっているPCにこの設定をしたら、あっさりと、一瞬でネットワーク上のフォルダ内が表示されるようになった。

 

あっさり解決。

 

ついでにいろいろな高速化設定を試してみたら、むしろ激速PCになった。

 

このレジストリ設定の意味としては、「エクスプローラーでフォルダを開く際に、フォルダータイプの自動認識を無効にする」というものである。

 

さて、この解決方法は、技術的には根拠のあるものなのだろうか。

 

直感的には、エクスプローラーのネットワークアクセスにおける検索インデックスの作成が手間取っているというのなら、レジストリをイジって、エクスプローラーに「フォルダタイプの判別をさせない」ようにすれば、そもそも(遅延の原因となっている)検索インデックスも働かない、フォルダも一瞬に表示するのではないかと考えたのである。

 

さて、しかし、この解決法は、インターネット上のどこにも紹介されていない。

 

そこで4種類のAIに聞いてみた(易きに流れてるな~と思いつつ)。

 

Perplexity、Google AI Studio、Chat GPT、マイクロソフトのCopilotである。

 

質問(プロンプト)は以下である。

 

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(問)KB5068861でエクスプローラーのネットワークへのアクセスが以上に遅くなりました

1.『HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags\AllFolders\Shell』を開く

2.レジストリエディター右側で右クリックして『文字列値』を選択

3.『FolderType』と名前を付けて、『FolderType』をダブルクリックして、値のデータに『NotSpecified』と入力して『OK』を押す。

以上のレジストリ操作で、遅かったトラブルがなくなりました

理由はありますか

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各AIの答は以下である。

 

長くなるのでゆっくり読んで欲しい。

 

が、一目瞭然で、Google AI Studioの答が出来がよい。これで解決する技術的な根拠はある、というものである。

 

Perplexity Proも、短いが端的に書けている。同じく、これで解決する技術的な根拠はある、というものである。

 

さて、マイクロソフトご用足しのChat GPTである。「可能性はある」程度で、ダラダラ書いてはいるが、説明としては不十分という印象である。

 

不正確さを避けるためにあえて留保を重ねて答えたというか。

 

最後に4つ目、マイクロソフトのCopilotが意外に正直に技術的理由があると回答しているのは意外であった。

 

でも、マイクロソフトが、使い物にならないPCをレスキューするためのとりあえずの暫定的な解決策としてもアナウンスしていない、ということは、マイクロソフトの技術者も誰も試してもいないのかもしれない。

 

マイクロソフトの技術者たちもCopilotに解決策を尋ねたのかもしれないが、適切なプロンプトを思いつかなければ、答えてはくれないだろう(笑)。

 

Windowsセキュリティパッチの不具合の技術的な解決の視点をプロンプトで尋ねて、この4つのAIで、ChatGPTが一番イマイチだったというは、苦笑する。

 

Chat GPTファンの方には申しわけない。

 

私はどうもChatGPTと会話していて、こいつはダメだと思うことが多いのである。

 

ちょっとした翻訳ですら、文章が長くなると、訳語を割愛しまくるのである。

 

法律情報にしてもそうである。

 

間違った答えを作り出す率が高いし、参照元を見てもそんなことが書いていないこともしばしばである。

 

実務的には、信用もできないし、使い物にならなくて、時間を無駄にするツールという感じで、サードオピニオンくらいの位置づけである。

 

なお、マイクロソフト公式のフォーラムでの投稿で、

 

「自動フォルダタイプ設定の無効化 は使用禁止」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/answers/questions/3766779/question-3766779

「sniffingしない、の結果、desktop.iniも見ない、ピクチャフォルダなども見ない、すべて、全般になる。 まったく使い物にならない。」

というスレッドがあった、

 

私はこれをみて、「いいじゃん! 、だから、ネットワークアクセスの異常遅延の原因プロセスをスキップできたんだな」と、感じた。

 

ビジネスの場では、ファイルタイプというのはさほどの種類もないし、ネットワークHDDで検索インデックスを作らなければ堪え難く不便ということはないと思われる。

 

また、ファイル検索ソフトというのも販売されているから、大して出来のよくないWindowsのファイル検索インデックスに頼らなくてもいいだろうと思う。

 

よって、「WindowsPCが激遅で使えないくらいなら、このレジストリ設定をやってみましょう」ということになる。

 

そのうちセキュリティパッチのパッチがまた出てくるだろうから、そのときに、レジストリの「FolderType」の項目を削ればよいと思われるが、不便を感じなければ速いほうがよいだろうと思われる。

 

それでは以下、4種類のAIの答を紹介する。

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Perplexity Pro

(答)KB5068861の更新プログラムによって、Windows 11のエクスプローラーでネットワーク共有フォルダへのアクセスや検索が非常に遅くなる問題が報告されています。この不具合は、Windows 11のクライアントがサーバーの検索インデックスを正しく利用できず、自分で全てのファイルをクロールし直そうとするために発生しています。その結果、ネットワークでのファイルアクセスや検索が大幅に遅延します。​

レジストリの

text
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags\AllFolders\Shell
に新しい文字列値「FolderType」を作成し、値を「NotSpecified」に設定する操作で、フォルダーの種類の自動判別(FolderType Auto-Discovery)を無効にしていることになります。これによりエクスプローラーは各フォルダのファイル内容を解析して表示のテンプレートを切り替える処理を行わなくなり、重いフォルダの表示やネットワークアクセスが高速化されるという効果があります。​

つまり、KB5068861でのネットワークの遅延は、検索インデックスの扱いなどシステム側の仕様変更が原因であり、「FolderType」を「NotSpecified」に設定することで、エクスプローラーのフォルダ表示の自動最適化処理を停止し、パフォーマンスを改善する回避策が効果的だったということです。

まとめると、このレジストリ修正はフォルダの自動分類機能をオフにして、エクスプローラーが処理を簡素化するため、KB5068861の影響で遅くなったネットワークアクセスの問題解消に繋がっています。
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Google AI Studio

(答)
はい、そのレジストリ操作で改善したのには明確な技術的理由があります。
その操作は、Windowsエクスプローラーの**「自動フォルダータイプ検出(Automatic Folder Type Discovery)」機能を無効化(強制的に「指定なし」に固定)した**ことになります。[1]
なぜこれで遅延が直るのか、仕組みを解説します。
1. 元々の原因:Windowsの「おせっかい機能」
通常、Windowsエクスプローラーはフォルダーを開くたびに、以下のような処理を裏で行っています。
中身のチェック: そのフォルダーの中に何が入っているか(画像が多い? 音楽ファイル? 書類?)を調べるために、中にあるファイルのデータを少しずつ読み込みます。
表示の最適化:
画像が多ければ「ピクチャ」用表示(サムネイルを大きく表示)
音楽なら「ミュージック」用表示(演奏時間やアーティストの列を追加)
それ以外なら「詳細」表示
というように、勝手に表示形式(テンプレート)を切り替えます。
2. ネットワーク越しだと致命的に遅くなる理由
パソコン内のSSDやHDDならこの「中身チェック」は一瞬で終わりますが、NASやサーバーなどのネットワークフォルダーでこれが行われると、問題が起きます。
通信の発生: フォルダーを開いた瞬間、中にある数百~数千個のファイルに対して「お前は何のファイルだ?」と通信(メタデータの読み込み)が発生します。
KB5068861の影響: 今回の更新プログラム(KB5068861)では、ネットワーク共有(SMB)や検索インデックス周りに不具合や仕様変更があったようで、この「読み込み処理」が通常より詰まりやすくなったり、タイムアウト待ちが発生したりして、エクスプローラーがフリーズしたような状態になっていました。
3. レジストリ操作がやったこと
あなたが設定した FolderType = NotSpecified は、Windowsに対して以下の命令を出したことになります。
「中身を確認して表示形式を変えるのはもうやめろ。すべてのフォルダーを『ただのファイル一覧(汎用)』として表示しろ」
これにより、エクスプローラーはファイルの中身をスキャンする工程をスキップして、単にファイル名の一覧だけを表示するようになります。その結果、無駄な通信が発生せず、ネットワークフォルダーでも一瞬で表示されるようになったのです。
まとめ
理由: ファイルの中身を解析して表示形式を変える機能が、ネットワーク越しだと通信のボトルネックになっていたため。
対処の結果: 「解析処理」を強制停止させたことで、読み込み待ち時間がゼロになった。
この設定の副作用として、「音楽フォルダーを開いても自動で『アーティスト名』が出ない」「画像フォルダーでも自動で大アイコンにならない」といったことが起きますが、速度を優先するならば最良の解決策です。

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Chat GPT

はい、ご提示のレジストリ操作(HKCU\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags\AllFolders\Shell\FolderType = “NotSpecified”)が “遅いネットワークアクセス” を直接的に改善したという確かな公式根拠は、私の調査では確認できませんでした。しかしながら、いくつかの間接的な要因・理屈から「起因しうる可能性」は十分に考えられます。以下、整理します。

✅ 明らかになっていること: KB5068861 の影響

この更新プログラムは、Windows 11(例:ビルド 26200.7171)向けに配布されており、「共有ネットワークドライブ(SMB)上の検索が極端に遅くなった/検索結果が出ない」という報告が複数出ています。
Reddit
+2
unno-log.com
+2

具体的には「クライアントがサーバーのインデックスを正しく使えず、自分で再インデックスしようと走る」「通常よりフォルダ開く・検索応答が長くなる」といった症状。

Microsoft が公開している更新プログラム本文にも、「File Explorer/フォルダ操作において、OneDrive経由‐SharePoint経由フォルダを同期している場合に、フォルダナビゲーション/コンテキストメニュー表示が遅くなる可能性あり」という修正項目が記載されています。

ですので、ネットワーク上のフォルダアクセスやフォルダ内一覧取得が遅くなったという「症状」と、更新プログラムとのタイミングの一致という点では、かなり信頼できる「原因候補」が立っています。

操作されたレジストリ「FolderType = NotSpecified」が何をするか

ご提示のレジストリ操作は、実は以前から以下のような目的で使われてきたものです:

Windows のエクスプローラーは、フォルダ内のファイル構成(例:画像が多い/音楽ファイルが多い)を “フォルダの種類(FolderType)” として自動判定し、表示テンプレート(サムネイル表示とか音楽向けメタデータ表示とか)を切り替える機能があります。

その「自動判定」を止めて、すべてのフォルダを “一般項目(Generic/NotSpecified)” 扱いにするために、「FolderType = “NotSpecified”」という文字列値を …\AllFolders\Shell に設定するというチューニング手法があります。

目的としては、フォルダ開くたびにエクスプローラーが「これは画像フォルダだ→サムネイル多め表示/これは音楽フォルダだ→音楽タグ表示…」とタイプを判定・切替して重くならないようにする、というもの。

 

つまり、このレジストリ操作は「フォルダタイプの自動判定をオフにして、表示や処理負荷を減らす」といったチューニング作業で、その結果として「フォルダを表示/展開/一覧取得する時のエクスプローラー負荷」が軽くなることは理論的に納得できます。

なぜ「ネットワークアクセス(特に共有フォルダ)で遅かった」症状が改善した可能性があるか

ご提示の状況(ネットワーク共有フォルダのアクセスが遅い → レジストリ操作で改善)を踏まると、次のような流れが考えられます:

更新 KB5068861 によって、ネットワーク共有フォルダでの処理(検索/インデックス/表示)に何らかの影響・不具合が生じ、「フォルダを開く」「一覧を取得する」「中身を読み込む」という部分が遅くなった。
→ 実際、検索やフォルダ開きで遅くなった/応答が遅れたという報告あり。

フォルダ内ファイル数が多かったり、種類が混在(例:画像+動画+ドキュメント)していたり、サムネイル生成やメタデータ読み込みが行われていたりするネットワークフォルダだと、エクスプローラーが「このフォルダはどのタイプ?」を判定しようと余計な処理をしてしまい、ネットワークの応答待ち+表示処理負荷がかかっていた。

「FolderType = NotSpecified」に設定することで、エクスプローラーは「自動判定せず、汎用テンプレート(最小限の表示準備)で扱う」となり、タイプ判定にかかる余計な処理が減り、ネットワークフォルダを開く/読み込む際のレスポンスが改善された可能性がある。

すなわち、「更新によって遅くなった処理負荷に+フォルダタイプ判定という余分な処理」が重なっていたところに、レジストリ操作でその余分な判定を省いたことで、体感的に遅さが解消した、というケースがあり得るということです。

⚠️ 注意すべき点(100%確定ではない理由)

上記は 理論的な可能性 であって、Microsoft が「FolderType = NotSpecified が KB5068861 によるネットワークアクセス遅延を直す公式ワークアラウンド」として認めているわけではありません。

ネットワークアクセス遅延の原因は多岐にわたる(共有サーバーのインデックス不整合、SMB設定、DNS/名前解決、ネットワークドライブ再接続、Windows検索インデックスの問題、アンチウイルススキャン、更新プログラムのバグ等)ため、レジストリだけが決定的な解ではない可能性があります。

フォルダタイプ自動判定をオフにすることで「見た目/テンプレート最適化」の恩恵を受ける反面、本来そのフォルダにふさわしい表示(例:画像フォルダならサムネイル、メディアフォルダならタグ付き表示)を失うため、作業スタイルによっては不便になることがあります。

レジストリ変更は常にリスクを伴うため、バックアップ・管理者権限での実行・テストが必要です。

結論として

ご提示のレジストリ変更が「遅かったトラブルをなくした」という事実については、「あり得るし理にかなっているが、確定的な理由・公式裏付けがあるわけではない」というのが私の見解です。
つまり:

✅ あなたの環境では、この変更によって実際に改善したのであれば、「フォルダタイプ判定を止めることでフォルダ/ネットワークアクセス時の余計な処理が減った」という合理的な説明が成り立ちます。

❗ ただし、「この更新プログラム+このレジストリ操作によりこうなった」という構造がすべての環境で再現するわけではありません。異なる構成(サーバー構成、ネットワーク構成、ファイル数/種類、クライアント設定)では別原因の可能性があります。

もしよければ、あなたの環境(OSのバージョン、ネットワーク共有の構成、フォルダのファイル構成など)に合わせて 他にも考えられる原因 や 追加のトラブルシュート手法 をいくつかご案内できますが、いかがしますか?
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マイクロソフトのCopilotは以下である。

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結論:KB5068861 適用後にネットワークアクセスが遅くなるのは、エクスプローラーがフォルダタイプを自動判別しようとする際に余計な処理(特にネットワーク共有や SMB 上のフォルダでのメタデータ解析)を行うためです。レジストリで FolderType=NotSpecified を設定すると、この自動判別が無効化され、余計な遅延が発生しなくなるため速度が改善します。

詳細な理由
KB5068861 の影響 この更新は Windows 11 のセキュリティ修正を含むパッチですが、同時に SMB(ネットワーク共有)関連の挙動に変更が加わり、エクスプローラーでネットワークフォルダを開く際に「検索」や「フォルダタイプ判定」が遅延する不具合が報告されています。

フォルダタイプの自動判定処理 Windows エクスプローラーはフォルダを開くときに「このフォルダはドキュメント用か、画像用か、音楽用か」などを自動判定しようとします。 ネットワーク共有フォルダの場合、この判定のために ファイルのメタデータやサムネイルを取得しようとするため、SMB 通信が増え、アクセスが遅くなる原因になります。

FolderType=NotSpecified の効果 レジストリで FolderType を NotSpecified に固定すると、エクスプローラーは「このフォルダは特定のタイプではない」と認識し、余計な判定処理をスキップします。 その結果、ネットワークフォルダを開く際に SMB の追加問い合わせや遅延が発生しなくなるため、アクセス速度が改善します。

⚠️ 注意点
この設定は「フォルダタイプの自動判定を無効化する」ため、フォルダごとの最適化表示(画像フォルダならサムネイル優先など)が効かなくなる可能性があります。

ただしネットワーク共有フォルダでは速度優先の方がメリットが大きいため、業務環境ではよく使われる回避策です。

KB5068861 自体はセキュリティ修正を含むため、更新を外すよりもレジストリ修正で対応する方が安全です。

つまり、あなたの操作で改善した理由は 「エクスプローラーのフォルダタイプ判定処理を止めて、SMB ネットワークアクセス時の余計な遅延を回避したから」です。